緊急持ち出し用品

万が一にも起こってほしくありませんが、災害が発生して、急いで家から避難しなければならない場合があります。

事態は逼迫(ひっぱく)しています!

さあ、何を持って家を出ましょうか? 財布(お金)・・通帳・・実印・・携帯・・えぇっと・・・

津波なら、そう考えている間に逃げ遅れるかもしれません・・・


緊急事態に直面して、持って出るものについて、あれこれ迷っている時間は無いと思ったほうがいいでしょう。事前準備していなければ、何も持って出られない可能性だってあるのです。

防災士である管理人は、下に掲載しているようなグッズをリュックサックに一まとめに入れて、万が一の場合に備えています。

防災ラジオ (多機能ラジオ)

防災ラジオ画像

沢山ある防災関係グッズの中で、これを一番にもってきたのは、必要性の高いものであると同時に、あまりにも商品の種類が多くて、どれを選んだら良いか分かりにくい、という理由からです。

まずは一般的な防災ラジオに付いている機能を挙げると①ラジオ(AM/FM)、②ライト(スポット/ランタン)、③携帯充電、④サイレンなどです。言いかえれば、①情報、②照明、③通信、④救難 となります。


なるほど、仮に自分が被災者になったとイメージすれば、これらが非常に重要であることが容易に理解できると思います。

では、商品選びの際に何を重要視したら良いのでしょうか。管理人が考える重要度を上から順にS/A/B/Cとランク付けしてみます。

ライトが付いており、スポットタイプであること S スポットライトとランタンがあります。どちらか片方のみであれば、汎用性があり消費電力が少ないスポットライトタイプがオススメ。また両方あるタイプがあればいいですが、モノがあまりにも大きくなっても良くないので、その辺の兼ね合いを考慮します。
ラジオの性能が良いこと S ローテクのラジオですが、粗悪なものだと、音が悪かったり、選局が難しかったりします。日本メーカーのものであれば、大差無いと思います。また、海外製品の輸入品も見かけますが、FMのみというものもありますので、ちゃんとAM/FM両方いけるものであることを確認しましょう。
内臓電池から、所有携帯電話への充電可であること S 必須機能ですが、注意が必要です。少なくとも、内臓電池から、自分+家族の携帯電話への充電が可能であることを確認してください。商品によっては、スマートフォン不可であったり、iPhone不可であったりします。携帯充電は、手回し充電のみの商品も多いです。また特別な形状のケーブル・コネクタでなくて、ポピュラーな形状のものを防災ラジオ側に接続できれば尚良いです。オススメは携帯電話への出力用にUSB端子を持っている防災ラジオです。
手回しで内臓電池へ充電が可能であること S 被災地ではライフラインが寸断されることがあります。電気が来ていなくても手回し充電ができれば心強いです。手回しハンドルの造りがしっかりしており、本体から大きくはみ出さない設計であることが好ましいです。また物によっては、手回し充電は携帯電話へのダイレクト充電のみであり、内臓電池へ充電できない(または内臓電池そのものが無い)こともありますので、要注意です。
外部電源から、容易に内臓電池に充電できること S 防災ラジオは、常にある程度の充電がされた状態で「備え」ておくことが重要です。充電方法が手回し充電のみだと大変です。かなり回さないとフル充電なんてできませんし、進捗が目に見えないので、すぐに飽きます。また内臓電池は少しずつ自然放電しますので、月に一度は補充電をしたいものです。その為には、特別な道具がなくとも簡単に充電できる機能が必要です。今では、パソコンのUSB端子で充電できるものがあります。
乾電池も使えること A 充電池は、充電と放電を繰り返すうちに、充電容量が減ってきます。また物によっては完全放電して全く使えなくなるものもあります。なので、充電池だけでなく、乾電池が使えれば尚安心です。一般的な単三または単四乾電池が使えれば良いでしょう。
イヤホン端子が付いていること A 避難所などで自分だけがラジオを聞きたいこともあると思います。それとも沢山の人がいる避難所で騒々しくてラジオが聞き難いこともあるかもしれません。そんな時はイヤホンが使えれば助かります。イヤホンそのものは同梱されていなくとも100均でも買えますので、防災ラジオにイヤホン端子があることが重要です。大抵付いています。
大き過ぎず、重すぎないこと B あくまでも沢山ある緊急避難用品の一つですので、防災ラジオだけで重たい・・・なんてことになったら、他に影響します。ある程度の機能を確保しつつ、できるだけ軽量・小型であることが望ましいのです。
片手で持ちやすく滑りにくい形状であること B 飛び出た部分がなく、片手で難なく持て、グリップしやすい形状が良いでしょう。またストラップが付いていたら親切です。
太陽電池充電ができること C 良い機能ですが、管理人はあまり重要視しません。実際に太陽電池が付いている商品がありますが、太陽電池そのものが小さく、充電能力的に小さいので、あくまでも充電補助の位置付けです。あれば少し便利、無くても構わない機能だと思います。
デザインが良い、高級感があること C これは人によって、判断が分かれるところですが、(使う人にとって)デザインが良く、高級感があると、扱いも丁寧になりますので、モノ持ちが良くなります。また所有欲を満たしてくれるという面もあります。非常時だけでなく、普段使いとしてラジオ機能を使う人はここのポイントは重要になりますね。
サイレン機能がついていること C あれば助かるケースもありますが、それがある為に助かるシチュエーションが発生する確立はかなり低いと思います。人間はラジオの変わりにはなれませんが、サイレンの代わりにはなれます。叫べば良いのですから。あればベター、無くとも構わない機能だと思います。防災ラジオとは別に、小さな笛を備えておくのも手です。

これら重要ポイントを押さえている商品を紹介します。興味がある方は、下記リンクから商品紹介ページをご覧ください。

非常食

非常食画像

地方自治体では、庁舎等の建物および指定避難所において、災害発生時の為の非常食を備蓄しておくという取り組みがあります。但し、それもまだまだ十分とは言えば、また、東日本大震災の様な大災害では、肝心の行政機能が麻痺するという事態も発生しました。

自分の身は自分で守る、更には家族、地域住民同士で助け合う為にも各々がある程度の食糧を備蓄しておくのが望ましいと言えます。

今の日本において、救助が遅れたが為に、被災した人間が「餓死」するという事態は、まず発生することはないでしょう。しかしながら、精神的・身体的なダメージに、空腹、体力低下が加わると、僅か数日でも致命的な病気に罹ってしまうこともあるかもしれません。

これらのことを考慮すると、
例えば一週間満腹になれるだけの食糧は必要無いし(あるに越したことはありませんが)、重たくて持って出られません。

では、どの位の量が適当でしょうか?

緊急避難用リュックサックに入れておく量として、私がオススメするのは、3日分6食(一日2食)です。


日本には昔ながらの保存食がありますが、非常食に求められるのは、汚さず、腐らず、長期保存が可能で、保管が簡単で、軽く、栄養価が高いものです。『非常食』として、通常5年程持つものが販売されていますので、そちらをオススメします。

昔ながらの乾パンから、アルファ米を使った本格的なもの、そして火を使わなくともアツアツにできる関連商品まで、いろいろなものが販売されています。そして、ペットボトルの水も忘れないようにしましょう。

生活用品

生活用品画像

自宅以外のところに宿泊するケースって、どんなものがあるでしょう。出張、旅行、キャンプ、車中泊などですね。それらの延長線と考えれば、避難所や野外での生活でどんな物が必要か想像できると思います。

タオル・ティッシュ(ウエット&ドライ)・石鹸・歯磨きセット・シャンプー(*石鹸で代用可)・洗濯石鹸(*同左)・予備下着(1日分)などでしょうか。

また非常時ですので、周辺の衛生的なものも気になります。マスク・うがい薬・風邪薬・消毒液・胃腸薬なども欲しいところです。

その他、爪切り・毛抜き・髭剃り・カイロ・非常用給水袋などもあればベター。

これらのものを全て住宅用の通常サイズを用意すると、大変なボリュームになります。基本的には旅行用などの小型・少量のものを選びましょう。

また、写真にある食品用ラップは、避難所などでまだ水道が開通していない場合、ラップの上に配給食糧を乗せれば、皿を洗う水を節約できるとの被災地アイデアがあり、入れておくものです。

最後に、女性でしたら生理用品も入れておくと安心かもしれません。管理人は男性ですので、その辺の感覚は正直よくわからないのですが。

アウトドア用品

アウトドア用品画像

最悪のケース、周辺の避難所も被災し、野外で過すケースが発生するかもしれません。最低限のアウトドア用品を装備しておけば安心です。

屋内と野外の大きな違いはなんでしょう?

そうです。雨風を凌げるかどうかの違いです。
野外では、如何に雨風を凌ぐかがポイントになります。

・・・であれば、寝袋とテントを・・・。そうですね、寝袋とテントを持っていければいいですが、両者小型でも結構な収納サイズです。リュックサックには恐らく入りません。(括り付けはOK)

最低限のもの・・・とすれば、レインコート(フード付き)・レジャーシート・防寒用アルミシート・軍手・ロープ・ライター等を用意しておくといいでしょう。

その他には、何かと有用な多機能ツール(ナイフ、のこぎり、ヤスリ、ペンチ、缶切り、栓抜き、ハサミなどが一体になったツールです)やハンドライト(ライト付き防災ラジオは雨の中野外では使えない)があれば便利です。

貴重品

貴重品画像

貴重品は予め一まとめにしておきましょう。

銀行口座通帳・実印・銀行印・日頃財布に入れていないキャッシュカード・同クレジットカード・現金・健康保険証・印鑑登録証・権利証書・大事なデータが記憶されているメモリーカード、そして筆記用具などを、一つのケースや袋に入れておきます。(以下、『貴重品セット』と言う)

貴重品セットの保管場所は、セキュリティ面および持ち出し易さを考慮して決めます。

非常事態発生時は、貴重品セット・財布・携帯を緊急避難用リュックサックに放り込んで、持ち出します。

年に1回、自宅避難訓練を家族で行ってタイムを計ると良いでしょう。家族の防災意識醸成にも繋がります。

上記、これらのものを入れておくリュックサックは、高いものは必要ありませんが、メイン・サブ・小物入れと三つ位に分けて収納できるタイプが良いでしょう。

またこの緊急避難用リュックサックは、玄関付近などに置いておくと慌てずに持ち出せます。間違っても物置や押し入れの奥などには入れないでくださいね。

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